2月に入り横浜市から寿(濱ともカード)が送られて来た。これを協賛店に提示するとサービスが受けられるらしい。高齢者という表示には抵抗があるが、改めて65年という年月を考えると「俺も若くはねーんだ」と妙に納得をする。
そういう自分は建国記念日に生まれたわけだが。そもそもこの記念日、古事記や日本書紀に記された初代日本の天皇である神武天皇が即位した皇紀元年(西暦紀元前660年2月11日)を表す。この時代は日本が弥生時代前期であって、神話として解釈する場合も多い。
これによって、2月11日は日本が建国された日として、明治6年(1873年)に祭日(紀元節)と定められた。そして紀元節は昭和23年(1948年)に廃止されたが、昭和42年(1967年)来建国記念の日として祝日とされている。
皇室写真 |
皇位継承問題も今後の課題としてあるが。
皇室典範は、男系男子が皇位を継承するとしており、このままでは皇統が途絶えるのではないかという、深刻な憂慮がある。国民の間には女性天皇容認論が広まっているが、しかし、わが国は男系継承で一貫してきた伝統があり、神武天皇から125代にわたって、皇族は一つの家系に連綿と受け継がれてきたと我が国では信じられてきた。異論はあるだろうが、いずれその答えは出るだろう。
近頃の世相
半年前に注文していたトヨタのハイブリット車がようやく納車になったが、引渡しの際、妙な念書を書かされたが文面を見ると、今後暴力団との付き合いや、関わりを持ったことが明らかになった時点で、車検を含むサービスや日常の取引が出来ない旨の内容だ。どう見ても堅気の私には腑に落ちないので確認したところ、昨年来の暴力団排除条例が全都道府県で施行されたことを踏まえ、一般市民を含め暴力団壊滅に向け、社会全体で排除活動を推進するよう警察が進めているその流れだという。そのせいか各地で暴力団排除運動が起きている記事を思い出した。
表社会に寄生している裏社会の実情を想像すれば、さぞやヤクザの世界も一般社会以上に厳しい経済状況に追い込まれていることは想像がつく。子分の些細な犯罪で親分がしょっぴかれる時代になり、総会屋も減り、みかじめ料(用心棒代)も減り、賭場の上がりも減り、暴力団の関連した企業も締め付けが厳しくなっており経済ヤクザも大変らしい。、一番のシノギ(生計)の上がりは覚せい剤という調査もある。今後取締が強化されていくと、彼らはアンダーグラウンドのマフィアに変貌していくという評論家もいるほどだ。どうやら昔のように肩で風をきっていた羽振りのいい時代は終わったようだ。暴力団予備軍の血の気の多い若い連中もしょぼくれたヤクザを見て暴力団に入る物好きも少なくなり、オレオレ詐欺のようなケチな稼業に手を染めているヤクザ風の連中が増えていると、ノンフィクション作家の溝口敦氏が著書「暴力団」で述べている。
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