2012年7月10日火曜日

看板


五月に約束していた土肥港のとびしま丸の看板が出来上がったので、船長に送った。古来看板にはいろいろな形態があるが、主なものは屋号や組織名が書かれたものが多い。書体もいろいろあってすぐに看板主が分かるものから、屋号から業種を想定するものまで多種多様である。右の写真は私どもの工房の看板で、作成してから8年ほど経っている。
看板にまつわる言葉も巷には少なからずある。看板娘、看板役者、看板商品、看板メニュー、看板教師、看板事業、おっと、忘れてはならないのが民主党の看板(マニフェスト)だ。看板に偽りありとはよく言ったものだ。


看板メニューがことごとく消され、最後に残った民主党の文字も薄くなり、看板自体も下ろさざるをえなくなってきた。これだけ虚偽の多い政党も珍しい。
国民を馬鹿にするのも程々にしてもらいたいものである。「口に言うは易し行うは難し」で、政治は結果責任を取れなければ退場しかないだろう。マニフェストを作った小沢も反小沢も同類のレッドカードだ。三代続いたリーダーの体たらくに国民は愛相もクソも着き果て政局は混沌を極める。カオスから新党が生まれ、やがて離散を繰り返す。この国は何かが欠落しているようだ。
対外的に見ても顔(看板)のない国、日本。聞こえてくるのは国民のため息と官僚の高笑いだけである。

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