2010年9月16日木曜日

アートな話「東京JAZZ2010」

<JAZZ STREAM>>過去から未来へ続くジャズの大潮流と銘打って今年で9回目を迎える、現在日本最大級のジャズ・フェスティバル「東京JAZZ」が9月に始まった。娘のいる放送局の主催の関係で、娘から招待券を受け取りカミサンと夜の部に出かけた。場所は有楽町の国際フォーラムのホールAで6時開演でぎりぎりに着いたが、広い会場はほとんど満席状態で人気のすごさが感じられた。席は放送用モニター機器類の並ぶ前の席でプレーヤーの顔がよく見えた。



最初に出て来たのが①Special Opening : Han Bennink
正直、全く知らなかったのだがいきなり1人で変なオッサンが出てきたなと思ったら、いきなりスティックで床を叩きまくったり、スネア一つでいろんな音を出したり20分叩きまくり。寝そべって演奏したりその意外性には驚いた。パーカッション奏者らしいパフォーマンスだ。




次のメンバーは②ジョシュア・レッドマン・トリオ
ジョシュア・レッドマンは、1969年2月1日カリフォルニア州バークレー生まれ。父親はフリー・ジャズ界で名をはせたサックス奏者の故デューイ・レッドマン。幼い頃からクラリネットなどを始め、10歳でテナー・サックスをプレイまだ41歳だが、頭はスキンヘッドである。すでにトップサックス奏者として名
を馳せている。その演奏はエネルギッシュで、マックザナイフから演奏が始まり、ベースとドラムの掛け合いがすばらしかった。






3番目はギタリスト渡辺香津美TOCHIKA渡辺は今年デビュー40周年を迎え、名盤"TOCHIKA”30周年を記念してのこの再集合。ギター小僧"という言葉があるが他のメンバーが大きいせいか、やけに小男に見えるが演奏はダイナミックで、30年前に銀座のJANKで見た時より白髪交じりでパワーアップしていた。現在52才と言うから月日のたつのは早いものだ。何よりメンバーがすごい、ベース界のカリスマプレイヤーのマーカスミラー、シンセヴィブラホーンの第一人者のマイク・マイニエリなど、そのサウンドはすざましい。

4番目はジャズフュージョンの大御所ピアノのジョー サンプル率いるJAZZ CRUSADERSだったが時間も遅くなっていたので、急いで帰路に着いた。久しぶりのライブ観賞に浸った一日だった。

今回の演奏は10月にNHKBSで放送されるらしいので、あらためてジャズクルセイダーズを見たいと思っている。

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