「2013年は、過去最高の暑さになる」とアメリカ航空宇宙局(NASA)がそう警告したのは、今年1月のこと。その後、3月には煙霧、4月には爆弾低気圧が日本を襲い、関東地方の梅雨明けは例年より早く、現在猛暑に突入中。NASAによると2010年が過去最高記録だったらしい。(地球が最も暑かった気温が平均値プラス0.54%上回った。)
NASAの研究者によると、地球がバランスを失い、極端な気象現象がより頻繁に発生するようになったことや、地球温暖化によって増えた熱量が海に蓄えられ、海水温が上昇していることも、気候変動に影響を与えている可能性の指摘など、今後10年間はさらに気温が上がる可能性が高いことなども言及している。複合的な要因はいろいろ取りざたされてはいるものの、確たる定説にいたっていない。
梅雨明け発表の前日、まだ冷房を入れるほどでもなかったので、あすは晴天と油断をして、パソコンの周辺機器を置いてある出窓の窓を少し開けて寝たところ、夜中の3時前から降った土砂降りの雨で目が覚めたのが4時頃で、あわてて窓を閉めたが、接続機器ルーター、無線LAN用のエアーステーションなどが大水をかぶり故障を起こし、機器の交換を余儀なくされた。ここにきて家中のパソコンがようやく繋がったのでブログを更新することにした。今年の梅雨は降水量が少ない予想だったのが、梅雨の末期のゲリラ豪雨に見舞われ、1時間以上気づかないで眠り込み痛い目にあった。
さて翌日梅雨が明けた途端に、日本列島は太平洋高気圧に広く覆われて厳しい暑さになった。日本における猛暑は、ここ数年の間に常態化している感がある。世間には、「地球温暖化のせいで、日本の気候が熱帯に近づいているのでは」といった声もあるが、俗説の信憑性はいまいちよくわからない。そして、原因がよくわからないまま、我々は次の年の夏も、そのまた次の年の夏も猛暑に苦しめられることを覚悟しながら生きている。
ちなみに35度以上の猛暑日となった所は140地点で今年最多。全国で猛暑日が観測されたのは5日から1週間連続となった。30度以上の真夏日は全国観測点の6割の544地点で観測され、7月上旬の北日本(北海道と東北)の平均気温は平年を3.4度上回り、1961年の統計開始以来最高となった。熱中症の患者数はうなぎのぼりになっている。特にお年寄りは要注意だ。
旧軽井沢銀座通り |
さて、梅雨明け早々、不通のPCを家に置いたまま、日曜日に親父を連れて軽井沢に行った。環八を通り練馬あたりを走っているとさすがに外気温は38度を超えてきた。そして関越道の埼玉県熊谷近くや群馬県の館林近くでは39度になっていた。パーキングエリアの外気は蒸し暑くカンカン照りの外には、体も慣れてないせいか長くは居れなかった。クルマが軽井沢付近に差し掛かると、ようやく外気温が28度になったが、夏の軽井沢は結構混んでいて、特にアウトレットにつづく道は車の渋滞が続いていた。今回は年寄りを連れていたのであまりウロウロ出来なかったが、カミさんは軽井沢の本通りで、お目当ての店でショッピングが出来きご機嫌だった。
軽井沢はそれでも朝晩の気温は涼しく快適にすごせた。犬も泊まれるコンドミニアムだったが、今回は犬の肝臓の具合が悪いので愛犬は連れて行かず病院に預けた。特に犬は夏場は毛皮を着ているので冷房の効いた部屋でないと体調を崩すので気を遣う。翌朝はカミさんの実家のある長野に立ち寄り母親に会い、94歳どうしで親父と話が弾んでいた。人間も犬もだんだん年老いていくが、お互い健康でいたいものである。
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