2013年1月6日日曜日

日々雑感

エアロバイク
年明け早々、正月太りが気になるところであるが、4~5年ほど前までやっていたテニスを昨年の春頃から再び始めた。きっかけは近所のご夫妻が近くの運動公園で日曜日に2時間ほどやっているのを聞いて参加させてもらった。メンバーは6~7人いるが家から歩いて3分程のところで、コートが2面あって近いのと気軽に楽しめるところが気に入ったので続けていて、今日が今年の初打ちだった。
30代から始めたテニスであるが、昔のように1対1のスパーリングのような打ち方はすっかりなりを潜め、もっぱら力を抜いた打ち方を心がけている。

座り仕事と車生活のため運動不足になりがちなので、テニスを始めたのと同じ時期に近くにある横浜市のスポーツセンターで運動器具を使ったトレーニングを週一回のペースで2時間ほどやっている。しかし人間同じことを反復して続けるということはなかなかできるものではなく、忍耐と強い意志がなければ続けられない。スポーツセンターにも時折年寄りが腹筋を20回くらいやっているのを見ると気分が萎えてくる。
散歩も同じところを歩くのが億劫になり、あっち行ったりこっち行ったりと40分ぐらい徘徊しているが、寒さもあってここのところやっていない。根が横着なのだろうか、進んで体を動かしてやる気力が弱いこととエンジンがかかるのが遅いことが、怠惰な生活に拍車をかけている。

我が家でも93を過ぎたオヤジが、杖をつかないとほとんど歩けない状態にもかかわらず、電動自転車で毎日近くの整形外科までこいで通っている。それでも本人は運動不足を気にしているため、食事の量も減らし、足を鍛えるためにトレーニングマシーンを購入し、サンルームに置いて短時間やっているようだ。自転車は危ないからやめるよう忠告しているが、本人は意に介さない。暴走老人にならなければいいが?

人間年をとると体のパーツも衰え、耳は遠くなり、足はしびれ言う事を聞かない。毎日大きな音でテレビを朝から晩まで見ている生活である。挙げ句の果てにはコマーシャルが多くて退屈だとくる。長時間テレビを見る習慣は認知症リスク度を高めることが、最近の研究で明らかとなっているらしい。一日、6時間以上テレビを見ると、ボケの危険度はなんと1.5倍になるというデータもあるほどで、幸い今のところ頭の方はまだだいじょうぶだが、私もオヤジがボケないように、毎月自分が読んだ本を何冊かオヤジに読めと渡している。オヤジを見ていると、ここまで生きると人生は暇つぶしなんだなーとつくづく思うようになった。

運動に明け暮れてるスポーツ選手は一般人に比べると、肉体の故障が多く平均寿命も短いという。体を鍛えることも大事だが、脳も鍛えなければいけない。脳内ネットワーク(思考、認識、記憶、会話)が、能動的に働かないテレビや健康のための運動も程々がよろしいようで。

0 件のコメント: